◆KATAKLYSM / Unconquered(’20)
カナダのベテランデスメタルによる新作。
メロディック・デスメタルとは異なる手法で、悲哀と叙情味をデスメタルにまぶしこむことのできる貴重な存在 と個人的には思っていますが、本作では叙情味は隠し味程度でかなり薄め。
コリン・リチャードソンの超硬質なプロダクションと、本作より7弦ギターになりヘヴィさも増大したためか、骨太さがエグい。
哀愁メロディーを はいどーぞ と差し出すような曲は無いので、ぶっちゃけ今回は微妙。個人的には。
野暮用こなしながら3周くらい流して聴いてたら、まあたまにメロディあるなー、と気づけたけど。
『Shadows & Dust』(’02)や『Serenity in Fire』(’04)のようなメロいやつ、また作ってくれないかな〜…
NuclearBlastのサイトには、これらのアルバムの頃に戻った的なことが書かれているけど、どこがやねん。。。
これも半年寝かせてみよう。。